STEP 6 / 10

かんきょうを つくろう🛠️

ここまでブラウザだけでHTML・CSS・JSを書いてきたね。ここからは、じぶんのMacの中でも同じことができるように道具をそろえていくよ。プロのエンジニアも実際に毎日使っている定番ツールだよ。ターミナルにコマンドをコピペしていくだけでOK!

🖥️ その前に:ターミナルってなに?

「ターミナル」は、文字だけでMacに指示を出せるアプリだよ。Command + SpaceでSpotlight検索を開いて「ターミナル」と打てば起動できるよ。この先出てくる$で始まるコードは、ぜんぶこのターミナルに貼り付けてEnterキーを押してね($マーク自体は打たなくてOK、コピーボタンを押せば自動で除かれるよ)。

🧭 ターミナルの基本操作

道具を入れる前に、ターミナルでの「フォルダの移動」だけ覚えておこう。この4つだけでじゅうぶん。

pwd今じぶんがどこのフォルダにいるか表示する(print working directory)
ls今いるフォルダの中身を一覧表示する(list)
cd フォルダ名指定したフォルダに移動する(change directory)
mkdir フォルダ名新しいフォルダを作る(make directory)

試しに、デスクトップに新しいフォルダを作って移動してみよう。

ターミナル
$ pwd
 今の場所を確認(例: /Users/あなたの名前)
$ cd ~/Desktop
 デスクトップに移動( ~ はホームフォルダを表す記号)
$ mkdir my-first-project
 my-first-projectという名前のフォルダを作る
$ cd my-first-project
 作ったフォルダに移動
$ ls
 中身は空っぽのはず(何も表示されなければOK)
cd ..で1つ上のフォルダに戻れるよ(..は「親フォルダ」を表す記号)。道に迷ったら、まずpwdで今の場所を確認する癖をつけよう。
道具をそろえよう

上から順番に、ひとつずつ進めていこう。

1

Homebrewを入れる

Homebrewは、Mac用のいろんな開発ツールを「宅配便」みたいに届けてインストールしてくれる、パッケージ管理ツールだよ。これから入れるpnpmやgitも、Homebrewを使うと一発で入れられる。

ターミナル
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

インストールが終わったら、画面に出てくる案内にしたがって、Homebrewを使えるようにするコマンドも実行しよう(Apple Siliconの場合)。

ターミナル
$ echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
$ eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
インストーラーが最後に表示する「Next steps」に、上と同じコマンドが書いてあるはず。もし表示された内容が違ったら、そっちを優先してコピペしてね(Macの機種によって道が少し変わることがあるよ)。

確認してみよう:

ターミナル
$ brew --version
Homebrew 6.0.12-83-g590c6e2 ←こんな感じでバージョンが出ればOK!
2

pnpmを入れる

pnpmは、npmやyarnと同じ「JavaScriptのパッケージ管理ツール」の仲間。ディスク容量を節約しながら、爆速でパッケージをインストールできるのが特徴で、最近のモダンなプロジェクトでよく使われているよ。

ターミナル
$ brew install pnpm
ターミナル
$ pnpm --version
11.12.0 ←こんな感じで数字が出ればOK!
3

Node.jsを準備する

Node.jsは「ブラウザの外でJavaScriptを動かすためのエンジン」。この後使うViteというツールも、Node.jsの上で動いているよ。実はpnpm自身にNode.jsのバージョンを管理する機能があるので、それを使って入れよう。

ターミナル
$ pnpm runtime set node lts -g
pnpm env use --global ltsという古い書き方をネットで見かけることがあるけど、pnpmのバージョンアップでpnpm runtimeコマンドに変わったよ(このサイトは2026年7月時点の最新情報で書いてるよ)。
ターミナル
$ node --version
v24.17.0 ←こんな感じで数字が出ればOK!
4

gitを入れて、名前を設定する

gitは「作業の変更履歴をセーブしていくツール」(くわしくはGit & GitHubのページで説明するよ)。まずは入れて、自分の名前とメールアドレスを設定しておこう。

ターミナル
$ brew install git
$ git config --global user.name "あなたの名前"
$ git config --global user.email "あなたのメールアドレス"
"あなたの名前"の部分は、実際に自分のニックネームやメールアドレスに書きかえてから実行してね。GitHubに登録するメールアドレスと合わせておくと後で楽だよ。
ターミナル
$ git --version
git version 2.55.0 ←こんな感じで数字が出ればOK!
5

GitHub CLI(gh)を入れる

ghは、ブラウザを開かなくてもターミナルからGitHubを操作できる公式ツール。Pull Requestを作ったり、リポジトリを作ったりが全部コマンドでできるようになるよ。

ターミナル
$ brew install gh
$ gh auth login

gh auth loginを実行すると、いくつか質問されるよ。迷ったら次を選べばOK:
GitHub.comHTTPSYで認証情報を保存ブラウザでログイン(Login with a web browser)。表示されたコードをコピーして、開いたブラウザに貼り付ければ完了。

ターミナル
$ gh --version
gh version 2.96.0 ←こんな感じで数字が出ればOK!
6

VS Codeを入れる

VS Codeは、いま世界でいちばん使われているコードエディタ。Homebrewで入れちゃおう。

ターミナル
$ brew install --cask visual-studio-code

VS Codeを開いたら、コマンドパレット(Command + Shift + P)から「Shell Command: Install 'code' command in PATH」を実行しておくと、ターミナルからcode .と打つだけでそのフォルダをVS Codeで開けるようになって便利だよ。

最初に入れておくと便利な拡張機能:コードを自動整形してくれるPrettier、まちがいを教えてくれるESLint。VS Code左側の四角が4つ並んだアイコン(拡張機能タブ)から検索して「Install」を押すだけでOK。
7

ぜんぶ確認しよう

最後に、ここまで入れたものが全部使える状態か、まとめてチェック。

ターミナル
$ brew --version && pnpm --version && node --version && git --version && gh --version

5行ぶん、それぞれのバージョン番号がずらっと表示されたら、かんきょう準備は完了🎉

準備おつかれさま!🐤✨

これで、じぶんのMacでもコードを書いて育てていける環境が整ったよ。最後は、作ったものをGitとGitHubでセーブする方法を学ぼう。

Git・GitHubを学びにいく →